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イヤホンガイド解説者のひろば

歌舞伎・文楽のイヤホンガイド解説者が、古典芸能が好きな皆さんと共有したいことや芝居への愛を語ります。複数名の解説者が執筆を担当するので、色々な切り口の文章を読むことができます。
解説者のコンテンツはその他に… 歌舞伎座「見どころポイント」WEB講座を配信中! https://… もっと詳しく
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記事一覧

これが私の推し演目!~忘れられない名優たちの「悲しみ」の演技~

今回はイヤホンガイド解説者のひろば「これが私の推し演目!」をお送りし ます。 今回の担当は濱口久仁子さん。数ある演目の中から選んだ ”推し演目” とは…!? どうぞお楽しみください。 *** 文:濱口久仁子 はじめに皆様、ごきげんよう。 普段は舞踊作品の解説を担当することの多い私ですが、今回「これが私の推し演目」を書くにあたり、なぜかふっと浮かんだ芝居の作品が二つありました。それは心の奥底深く沈んでいた宝物が、執筆をきっかけにたまには陽の目を見せてと、ふんわりと浮かん

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バーチャル芝居ゆかりの地めぐり~『義経千本桜 すしやの段』つるべすし 弥助~

芝居にまつわる土地をめぐる旅のことをお話しする、「バーチャル芝居ゆかりの地めぐり」。今回は髙橋ひさしさんが『義経千本桜』からすし屋の段についてのお話を語ります。どうぞお楽しみください! *** 文:髙橋ひさし 三大名作の一つ『義経千本桜』お芝居好きにはおなじみの『義経千本桜』。さくっとご説明しますと、これは平家を滅ぼした立役者の源義経が、兄頼朝との不和で都を追われ、大和の国、桜で有名な吉野に至るまでの道のりと、義経を取り巻く人々のドラマが展開する五段続きのお芝居です。

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8⽉《イヤホンガイド解説者のひろば》ラインアップのお知らせ

読者の皆様、いつもありがとうございます。 先月お知らせした通り、イヤホンガイド解説者たちが執筆するコラムやトークを配信してきたWEBマガジン《イヤホンガイド解説者のひろば》は、8月末までで連載を休止することになりました。 ・・・そういうわけで、今月が掲載ラストの1か月です。 せっかくお集まりいただいた《ひろば》を閉じることになるのは寂しいですが、ラスト1か月、解説者の芝居愛あふれるコラムとトークを最後までお楽しみいただければと思います! なお、9月以降、解説者のコラムは、

ポール・グリフィス浮世絵コレクション展 #2

浮世絵コレクターとしての一面も持っている英語解説者のポールさん。父親から影響を受けて収集を始めたのはなんと10代のころ!「ポールグリフィス浮世絵コレクション展」では、ポールさんが収集した貴重な浮世絵をご紹介していきます。 数あるコレクションの中から、今回は団扇絵をご紹介。日常的に使う団扇に描かれた絵のため、現在残っている数も少ないのだとか。 どうぞお楽しみください! *** 文:ポール・グリフィス 扇に描かれた役者絵浮世絵では、初期の頃から、貴族が持つ高価な檜扇や庶民

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【7月音声コンテンツ】歌舞伎座『當世流小栗判官』&『風の谷のナウシカ』

※試聴版です。オリジナル版(26:37)はマガジン購入すると視聴できます。

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歌舞伎の沼からこんにちは。~私はこうして歌舞伎にハマッた~#24

イヤホンガイド解説者が、歌舞伎や文楽の魅力にハマった経緯や芝居への愛を語るシリーズ「歌舞伎の沼からこんにちは」。 今回は舞踊家としてもご活躍されている鈴木裕里子さんが担当。 どうぞお楽しみください! *** 文:鈴木裕里子 気付いたら沼に住んでいました。 幼い頃から踊り(日本舞踊)が身近にあった私。 歌舞伎にハマッた瞬間とは…?と遠――い記憶を呼び起こしてみた。   それは、故・梅幸丈の野崎村。 やけにビビッドな緑の着物のお光に、かわいらしさてんこもりのお染。しょげか

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観劇カバンの中身を拝見!#2~カバンにはオペラグラスと500円玉を忍ばせて~

観劇の際に皆さんは何を持っていきますか? 観劇慣れした解説者たちの観劇カバンの中身を紹介するシリーズ、今回の担当は齋藤智子さん。齋藤さんの観劇のお供のアイテムとは…?! ぜひお楽しみください! *** 文:齋藤智子 古都生まれのオペラグラスと 観劇のお供に必ず持参するものは、オペラグラスと500円玉です。以上。 と、我ながらいたってシンプルです。 オペラグラスは、エッシェンバッハ製。なんてブランド自慢するのは、わけがあります。解説をはじめたばかりの頃、手持ちのオペラ

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「高木秀樹だより」季節の挨拶から芝居噺まで(2022年7月8日号)~高木と行く 大阪文楽ツアー 最終章~

解説者・高木秀樹がみなさまへ送る「高木秀樹だより」。文楽発祥の地・大阪に残る文楽ゆかりの地を巡る「大阪文楽ツアー」もとうとう完結です。このツアーの中心となった場所もついに登場します。どうぞお楽しみください。 *** 文:高木秀樹 はじめに皆様お暑うございます。今年は早々に梅雨明けとなりまして、先月の末から厳しい暑さが続いておりますね。 猛暑対策には、とにかく用が無ければウチにいること・・・。それが判っていてはいても「夏芝居」と聞いては劇場へ足を運びたいもの。まあ道中の

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7⽉《イヤホンガイド解説者のひろば》ラインアップのお知らせ

7月、本格的な夏の暑さに参ってしまいますが、劇場の中はお座席によっては冷房がきいて肌寒かったりしますよね。どうぞ体温調節のできる服装で、劇場までお気をつけてお越しください。 さて今回は、皆様にちょっと残念なお知らせですが・・・ イヤホンガイド解説者たちが執筆するコラムやトークを配信してきたWEBマガジン《イヤホンガイド解説者のひろば》は、来月8月末までで連載を休止することになりました。 2020年6月、歌舞伎や文楽の公演が感染症により中止になる中で、お芝居好きの皆様の楽しみ

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忘れられないあの舞台!~強烈な『鰯売恋曳網』~

解説者が思い出の舞台について語る「忘れられないあの舞台!」。 今回の担当は石塚みず絵さん。 タイトルにある強烈とはどのようなものだったのでしょうか?! 石塚さんの忘れられないあの舞台、どうぞお楽しみください。 *** 文:石塚みず絵 私、観た演目はどんどん忘れていくのが特技です。もちろん何を観劇したのかはぼんやりとは覚えていますが、いつ誰がどの演目で何の役をどう演じたのか、詳細は覚えていません。それが逆に、いつも新鮮な感動を味わうことができるのだと勝手に自負しております

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【6月音声コンテンツ】歌舞伎座『猪八戒』& 『信康』

※試聴版です。オリジナル版(26:23)はマガジン購入すると視聴できます。

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《歌舞伎×○○》二代目鴈治郎と二代目扇雀(坂田藤十郎) 父子共演の名作映画『女殺し油地獄』

解説者たちに様々なジャンルと歌舞伎を絡めたお話を語ってもらう《歌舞伎×〇〇》シリーズ! 今回のテーマは《歌舞伎×映画》です。 近松門左衛門作の人気作品『女殺油地獄』。元は人形浄瑠璃の作品ですが、歌舞伎としても度々上演され、シネマ歌舞伎では今年5月にも上映されました。 今回は歌舞伎ではなく、映画『女殺し油地獄』について、横阪有香さんに語っていただきます。どうぞお楽しみください。 *** 文:横阪有香 人気女形の映画界への挑戦近松門左衛門、晩年の異色作をもとにした1957

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これが私の推し演目!~カネと心中と男と女~

今回はイヤホンガイド解説者のひろば「これが私の推し演目!」をお送りします。 今回の担当は佳山泉さん。数ある演目の中から選んだ ”推し演目” とは…!?どうぞお楽しみください。 *** 文:佳山泉 推し演目についての記事を!というミッションを受けて、あれやこれやと演目に想いを巡らす。あれもいいな。いや、これもいいな。 う~ん 泉、困っちゃう♥ 情が深く、ドロドロと……意外と、男と女の愛憎渦巻くドロドロ系のお芝居、好きです。 だったら四世鶴屋南北?いや、上方出身の私として

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《第十一回》「勝手に深掘り!歌舞伎・文楽」 『生写朝顔話』/『彦山権現誓助剣』~ボーイ・ミーツ・ガール 歌舞伎・文楽「恋」の方程式~

「イヤホンガイド解説者のひろば」今回は鈴木多美さんがご担当。 これまでの解説経験で「何故?」と思った疑問を、多美さん目線で深掘りする不定期連載企画「勝手に深掘り!歌舞伎・文楽」の第十一回をお届けします。 気になる副題「ボーイ・ミーツ・ガール」…どんな深堀りになりますでしょうか!どうぞお楽しみください。 *** 文:鈴木多美 アメリカの小話にこんなものがあります。 画期的な思い付きだと思ったのに、なーんだ、よくある恋物語か、というオチです。アニメでも、女子高生が「遅刻

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