イヤホンガイド解説者のひろば

忘れられないあの舞台! ~色鮮やかな3人の女方たち~

忘れられないあの舞台! ~色鮮やかな3人の女方たち~

今回は、解説者が想い出の舞台について語る「忘れられないあの舞台!」。 ご担当は松下かほるさん。松下さんが出会った三人の名女方のお話をお楽しみください。 **** 文:松下かほる 子供の頃の芝居の記憶 私が子供の頃、よく母は親友と一緒に芝居を見に行った時の話をしてくれたのですが、私自身にはその時の確かな記憶はまったくありませんでした。子供の私は、観劇中に声をだして登場人物の出入りの実況中継?をしていたそう。母は私の口をおさえ、身の縮む思いをしたようです。そして、「この子

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「高木秀樹だより」季節の挨拶から芝居噺まで(11月13日号) ~文楽に目覚めたきっかけ は「道明寺」~

「高木秀樹だより」季節の挨拶から芝居噺まで(11月13日号) ~文楽に目覚めたきっかけ は「道明寺」~

今回の記事は、高木秀樹さんの芝居噺を不定期でお届けする「高木秀樹だより」。このコロナ禍で秀樹さんが新たにチャレンジなさったお仕事や、思い入れのあるという『菅原伝授手習鑑』「道明寺」にまつわる芝居噺をお楽しみください。 *** 文:高木秀樹 皆様ご機嫌よろしうございます。お元気でいらっしゃいますか。前回この欄を書かせて頂いたのは6月初めでした。ようやく「コロナ第一波」が落ち着いてきた頃です。とはいえ、その時分はまだ劇場再開の目途が立っていませんでしたから、芝居ファンの皆様も

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歌舞伎の沼からこんにちは。~私はこうして歌舞伎にハマった~ #6

歌舞伎の沼からこんにちは。~私はこうして歌舞伎にハマった~ #6

イヤホンガイド解説者たちが、歌舞伎や文楽の魅力にハマった経緯や芝居への愛を語るシリーズ「歌舞伎の沼からこんにちは」。 今回は、中川美奈子さんがご担当。日本髪や着物への興味がどうやって歌舞伎の沼へと繋がっていったのか…?想い出とともに綴ります。 *** 文:中川美奈子 私が歌舞伎を好きになったのは、はるか40年前。小学校高学年の頃のことです。思えば、私の人生の中で、こんなに長いこと「好きであり続ける」存在は、ほかにはありません。 どうしてこんなに好きになったのか、ずっと

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忘れられないあの舞台! ~一番古い歌舞伎の記憶 六代目菊五郎の伊左衛門~

忘れられないあの舞台! ~一番古い歌舞伎の記憶 六代目菊五郎の伊左衛門~

今回は、解説者が想い出の舞台について語る「忘れられないあの舞台!」。 ご担当は髙木美智子さん。ふるさと 名古屋で観た、忘れられない名役者・名舞台をお話しいただきました。 ***** 文:髙木美智子 小学一年の終わり頃に見た 六代目尾上菊五郎の「夕霧伊左衛門」は私にとって「カルチャーショック」でした。それまでに観た芝居の記憶はすべて消え失せ、初めての素晴らしい芝居として鮮明な記憶となりました。 華やかな「夕霧伊左衛門」 私は名古屋で生まれ、昭和二十年正月の空襲で焼け出

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《第二回》「勝手に深掘り!歌舞伎・文楽」~歌舞伎『ひらかな盛衰記』   源太の侍烏帽子の謎

《第二回》「勝手に深掘り!歌舞伎・文楽」~歌舞伎『ひらかな盛衰記』 源太の侍烏帽子の謎

「イヤホンガイド解説者のひろば」今回は鈴木多美さんがご担当。 これまでの解説経験で「何故?」と思った疑問を、多美さん目線で深掘りする不定期連載企画「勝手に深掘り!歌舞伎・文楽」の第二回をお届けします。2020年10月国立劇場で上演され、多美さん自身が解説を担当した『ひらかな盛衰記 源太勘当』について深堀りします!! *** 文:鈴木多美 「ひらかな」は「ひらがな」、「梶原源太」は「かじわらげんだ」と読む 久々に開場した国立劇場で『ひらかな盛衰記 源太勘当』が上演されまし

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歌舞伎舞台の顔馴染み~弁慶をめぐる芝居噺~

歌舞伎舞台の顔馴染み~弁慶をめぐる芝居噺~

今回の記事は、イヤホンガイド解説を長年つとめる園田栄治さんが担当。独特の着眼点で綴る芝居噺、一冊の本からはじまる園田さんの思考回路をどうぞのぞいてみてください。 *** 文:園田栄治 歌舞伎によく登場する人物といえば… 図書館で歌舞伎登場人物事典(白水社)という分厚な本を見かけて、何となく手にとって見ていたら面白いことを発見した。 見出し語と解説文が他にくらべて非常に多いのは、曽我五郎と弁慶の二人。 それだけこの両人は歌舞伎舞台への登場が極めて頻繁だということになる

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忘れられないあの舞台! 〜名優たちが演じた 勧進帳 / 元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿〜

忘れられないあの舞台! 〜名優たちが演じた 勧進帳 / 元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿〜

今回は、解説者が想い出の舞台について語る「忘れられないあの舞台!」。 ご担当は酒井孝子さん。こどもの頃に観た、忘れられない名役者・名舞台をお話しいただきました。 *** 文:酒井孝子 『勧進帳』  戦中・戦後を通じて、最も数多く観た馴染み深い演目の一つですが、少女時代に観た、この昭和18年11月の舞台は忘れることができません。 登場順に配役をご紹介いたしましょう。 ◎富樫=十五代目 市村羽左衛門 江戸っ子羽左、と親しまれた十五代目は「お客は皆、俺を見に来ているん

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歌舞伎の沼からこんにちは。~私はこうして歌舞伎にハマった~#4

歌舞伎の沼からこんにちは。~私はこうして歌舞伎にハマった~#4

解説者それぞれが歌舞伎や文楽の魅力の沼にどうやってハマったのかをお話しする記事のシリーズ「歌舞伎の沼からこんにちは」。 第4回目は、渡辺まりさん(今月は国立劇場の文楽公演『壺坂観音霊験記』の解説を担当)の記事をお届けします。 *** 文:渡辺まり (※文中の俳優名は、上演当時の名前で表記しています。) 沼底の私、外界を知らず 歌舞伎の沼。それは、とても広くて深いらしい…。実際に足を踏み入れてみないと、その深さはわからない。ちょっと片足を突っ込んだくらいなら、すぐに

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#おかえり歌舞伎座【解説者編】

#おかえり歌舞伎座【解説者編】

5か月ぶりに再開した歌舞伎座の8月公演は先日千穐楽を迎えました。 8月公演中に「#おかえり歌舞伎座」というハッシュタグを使ってお客様からの感想を募集しましましたが、こちらでは8月客席から観劇した解説者たちのコメントをご紹介します。(編集A) ※この記事は、「イヤホンガイド解説者のひろば」マガジンの記事として公開していますが、マガジンを定期購読していない方も最後まで無料で読みいただけます。 *** 第一部『連獅子』 愛之助の親獅子と壱太郎の仔獅子。近年は「十七代目勘三

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バーチャル芝居ゆかりの地めぐり① ~『研辰の討たれ』をたずねる~(後編)

バーチャル芝居ゆかりの地めぐり① ~『研辰の討たれ』をたずねる~(後編)

イヤホンガイド解説者は、解説を担当する演目について様々なアプローチで取材をしています。ときには、その芝居ゆかりの土地を実際に訪ねることも。そんな芝居にまつわる旅のことをお話する「バーチャル芝居ゆかりの地めぐり」。 今回は『研辰の討たれ』ゆかりの地をたずねる市井佳代子さんの旅、後編です。さあどんな出会いが待っているのでしょうか。 **** 文:市井佳代子 皆様こんにちは。市井佳代子です。 前回に引き続き『研辰の討たれ』ゆかりの地を訪れた時のことをお話しいたします。 前

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