耳寄塾 <伝統芸能×刀剣>「歌舞伎に見る刀剣の世界」現場レポート②
こんにちは、貝に夢中のスタッフKです。虹色の貝、最高です…!演劇沼と刀剣沼、それぞれにどっぷりつかった私たちがお届けする講座、打ち合わせレポート第2弾!
今回は第2回講師、刀装具専門家の生田享子(いくた・きょうこ)さんとの打ち合わせの模様をお届けします。
第1回講師、刀剣専門家の齋藤恒(さいとう・わたる)さんとの
打ち合わせレポートはこちら↓
刀装具専門家・生田さんはこんな方
生田さんの語り口はとても丁寧。初心者にも分かりやすくお話ししてくださいます。なんと古武術も学んでおられます!HJAジャポニスムアカデミーの講師としてYouTube動画「刀装具の世界」も配信されているんですよ。
「刀剣が体なら刀装具は洋服」
生田さん「学生に説明するときは、『刀剣を体と例えると刀装具は洋服』と話すんですよ」とのこと。例えが分かりやすい!!
「刀装」具と聞くと、季節柄「水砲」と思いがちですが、さにあらず!
鞘(さや)や鍔(つば)、小柄(こづか)などなど、刀剣の付属品の事を指します。
もともと実用のために作られたものですが、芸術性の高いものもたくさん作られました。本当に趣向を凝らした様々な刀装具があるんですよ。
歌舞伎をご覧になる方は、役者さんたちが様々な刀剣を使っているところをご覧になったことがあるはず。立ち廻りで使われるシンプルな拵え、主役が佩いているきらびやかな刀剣…。同じ刀でも個性がありますよね。これは、小道具さんたちが作った刀装具のおかげなんです。
打ち合わせには、当社の公式キャラクター「くまどりん」もお邪魔しました♪
刀装具にもエピソードが…
この打ち合わせでは、講座でご紹介いただく刀装具を拝見しました…
ああ…!言いたい!見せたい!
すごいんです!何というか…あの…いろんな意味ですごいんです!
作った職人さんは超一流!江戸時代の絵師英一蝶(はなぶさ いっちょう)と親交のある職人さんの作で、とっても精巧!
どれくらい精巧か?え、作品だと気づかずに食べちゃいそうになるレベル。これマジです!
ご覧になった方は驚きと共になぜあえてこれを刀装に…?と思われるかも…。この目貫には友を思う気持ちが隠されていたのです…。
生田さん「歌舞伎の『紅葉狩』は、平家の重宝小烏丸のエピソードを物語ってますよね。刀剣にエピソードがあるように、刀装具にもいろんなエピソードがあるんですよ。江戸文化の粋・意気も感じていただけると思います」
他にもいろいろな刀装具をご紹介いただく予定です。モニター越しですが、ぜひ!実物をご覧いただきたいです!
刀装具×歌舞伎
第2回講座では、小道具として使われている刀剣の刀装具も見ていきます。刀装具専門家からはどう見えるんでしょうね?
藤浪小道具さん協力の貴重な映像を、余すことなくご披露します!一等席でも花道の隣をとらない限り、隅々までは見られませんよ!
講座では、刀剣にゆかりの深い歌舞伎の演目を交え、楽しくお話しします。歌舞伎をよく知らなくても大丈夫!第1回・第2回とも、歌舞伎についてはイヤホンガイド解説者の三浦広平さんが、どなたにも分かりやすく説明します。
7月31日までに講座をお申込み→特典画像ゲット!
刀剣専門家の齋藤さん&刀装具専門家の生田さんにご協力いただいた、とても貴重な画像です。
長船派推しのアナタは…、ぜひ!
歌舞伎ファンにも刀剣ファンにも新しい「気付き」を…。そして私たちも一緒に楽しみたい!そんな思いで企画したこの講座。第1回は8月15日、第2回は8月22日。それぞれ14:00スタートです。
配信当日にご覧いただけなくても、8月31日までアーカイブ視聴OKです!
東京オリンピック・パラリンピックもいいけど、おうちで刀剣講座もね!
講座の詳細はコチラ↓
お申込みはイヤホンガイドオンラインストア「耳寄屋」で!