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【耳寄屋・解説者オススメ本】『歌舞伎江戸百景』通信販売開始

「歌舞伎のことをもっと知りたい!」
そんな方にピッタリの本をイヤホンガイド解説者がオススメ!
解説者ならではの視点で、お芝居の楽しみが広がる本をピックアップしました。
オンラインストア耳寄屋で通信販売開始しましたので、ぜひお求めください。

※各劇場のイヤホンガイドカウンターでは販売しておりません。通信販売専用の商品です。



イヤホンガイド解説者・齋藤智子さんのオススメは…

その前に、ちょっと齋藤智子さんのご紹介を。

齋藤さんは「江戸ッ子の末裔」!歌舞伎がいつも身近にあったそう。
2015年解説者オーディションを経て、イヤホンガイド解説者となり、直近では、2023年1月浅草公会堂「新春浅草歌舞伎」『傾城反魂香 土佐将監閑居の場』の解説を担当しました。

また、歌舞伎座Web講座でもたびたび講師を務めており、楽しく分かりやすい講座が持ち味です!


そんな齋藤さんの「オススメ本」は?


小学館より出版されている

『歌舞伎江戸百景 浮世絵で読む芝居見物ことはじめ』(著/藤澤 茜)

です。


いったいどんな本なのでしょうか?

小学館HPの紹介文には…

江戸っ子に学ぶ、歌舞伎と浮世絵の楽しみ方
100点を超える浮世絵とともに、歌舞伎の名作・名場面、市川團十郎代々の活躍、江戸の大事件といった切り口で、浮世絵と歌舞伎の密接な関係をひもとく。浮世絵と歌舞伎が同時にわ かる、入門編となる一冊。

江戸庶民文化の華と称され、いまや日本文化の代表とも言える「歌舞伎」と「浮世絵」。江戸の 暮らしとともにあったこのふたつの文化は、相互に影響し合いながら発展してきました。

本書は、「浮世絵を見ることで歌舞伎がよくわかる、歌舞伎を知ることで浮世絵がもっと楽しく なる」をコンセプトに、江戸の日常、浮世絵と歌舞伎の歴史、歌舞伎の名作・名場面などさま ざまな切り口で、歌舞伎と浮世絵の関係をひもときます。東洲斎写楽の役者大首絵はもちろ ん、葛飾北斎による着せ替え人形遊びのような役者絵、歌舞伎役者が広告塔となって商品を宣 伝する浮世絵まで、浮世絵と歌舞伎の分かちがたい2つの魅力を、100点を超える作例とと もに紹介します。浮世絵コレクターとしても名高い歌舞伎役者・市川猿之助丈のインタビュー も収録。猿之助丈秘蔵の浮世絵も掲載いたしました。

小学館HP https://www.shogakukan.co.jp/books/09682361

とあります。

浮世絵から歌舞伎を、江戸時代の日常を垣間見ることができる本なんですね!


解説者・齋藤智子的おすすめポイント!

この本を愛読されている齋藤さん。おすすめポイントを伺いました。


◎オススメポイントその1

「著者の藤原茜さんは、雑誌「演劇界」(2022年3月休刊)でも連載記事をもっていた日本文化(歌舞伎と浮世絵)を専門とする大学准教授。この先生の講座を何回も受講していますが、先生のやわらかい語り口が大好き!
平易な文章であらすじや浮世絵のポイントを押さえていて、とても読みやすいです。歌舞伎にちょっと興味がある方も分かりやすいですよ」


◎オススメポイントその2

演目ごとに浮世絵がまとまっていて、観劇後に本を見ても、観劇前に本を見ても、どちらも楽しめます」


◎オススメポイントその3

「浮世絵を通して芝居を見ると、江戸時代の人と同じ芝居を見る(見た)という感動があります。まるでタイムスリップしたかのような気持ちになれます!」


◎オススメポイントその4

「浮世絵収集家として有名な市川猿之助丈のインタビューも収録。歌舞伎ファンの方には特にご覧いただきたいですね」


とっても楽しそうな本ですね!ぜひお手にとってみてください。

お求めはオンラインストア耳寄屋でどうぞ↓